スカウト募集中

糸島の野営場に畑を作ったり、マーチングで楽器を演奏したり、ハイキングしたり、劇をしたり・・・月に2回、楽しく活動しています。団委員と保護者が力をあわせ、団委員長を中心に自由な雰囲気をモットーに運営するアットホームな22団です。興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

2011年12月23日金曜日

ユニセフ募金とクリスマス会

師走の天神で、23日天皇誕生日は毎年恒例の街頭募金をします。今日から冷え込むとのこと。カブ隊は半袖半ズボン、ボーイ隊も半袖で臨みます。みんな頑張れ!
始める前に団委員長からのお話。「これから集めるお金は君たちのポケットには一円も入らない。堂々と胸を張って募金してきなさい。」

例年、ユニセフを通じて世界の恵まれない子供達へ募金してきましたが、今年は日本の被災した子供達へ送ることに決めました。

たくさんの人が行き交う中、大きな声を張り上げる。恥ずかしいだろうに、子供達は大人から言われるでもなく、声を合わせて呼びかけます。
わざわざ立ち止まってお財布を出して下さる方、「がんばって」と声をかけて下さる方。
毎年、募金を終えたとき、人の優しさにふれて気持ちが温かくなっています。

そして、がんばった後にはお楽しみのクリスマス会。

ビーバー隊の出し物は、組体操。
恥ずかしがり屋のビーバースカウトですが、堂々と活き活きと披露することが出来ました。

2011年11月20日日曜日

陶芸に挑戦

前回は食欲の秋を堪能したので、今回は「芸術の秋」ということで陶芸に挑戦しました。
こちらは、普段は障がいのある方々が働いている工房を利用させて頂きました。

みんなの前には一つずつロクロと粘土が置いてあります。

工房には、たくさんの器や釉薬などぎっしり。

講師の先生のデモンストレーション。茶碗の作り方。

みな、真剣に見つめます。「粘土が茶碗になるの?」

底の部分の上に紐状の粘土を重ねてゆき、茶碗の形にのばしてゆく。
縄文式土器と同じ作り方だそうです。勉強になりますねぇ。


手前にあるのが先生の見本。
「あれれ?先生は簡単そうに作ってたけど・・・。」


見本は茶碗でしたが、茶碗を作る子、大きな鉢を作る子、
そして動物を作る子・・・様々でした。

みな、今日を楽しみにしていました。真剣そのもの。


やわらかい粘土を触っていると無心になれるようです。
2時間たっても、まだやっていたかったようです。

こちらは、参加したお母さんの作品。
「かぼちゃの煮物をいれる器です。」
と用途まで決まっているそうです。

みんな思い思いのステキな作品ができ上がりました。

「持って帰りたい!」と言っていましたが、これを数週間かけて乾燥させ、800度の窯で素焼きして、そして釉薬をかけて1200度で焼く。
手にするまで1〜2ヶ月かかるそうです。
どんな作品になって返ってくるかな?楽しみですね(*^_^*)。

2011年11月13日日曜日

外に飛び出せ!

秋も深まってきたしナイトハイクも頑張ったから、今日は楽しく外遊び。
梅雨にみんなで植えたサツマイモは、残念ながら夏の暑さの中、雑草に負けてしまいましたが、ボーイ隊の副長が畑を提供して下さったので、今年も芋掘りをすることが出来ました。本当にありがとうございますm(_ _)m。

畑の中で泥んこになって、たっくさんのサツマイモを収穫しました。

そして、今回はサバイバル飯で炊く「芋ご飯」に挑戦!
サバイバル飯、通称サバ飯は、なんでも阪神淡路大震災のときから始まったそうです。サバの缶詰ではありません。
350mlのアルミ缶を2つと牛乳パック3枚、これだけで1合のお米を炊くのです。缶は上部を開け、一つは釜にして米+水+サツマイモを入れる、もう一つは4カ所穴を空けてコンロにします。二つを重ね、コンロで細く切った牛乳パック燃料を燃やし続けること約30分。ふっくら美味しい芋ご飯のでき上がり!

火を扱うのも初めてのビーバー隊なので、炎があがると怖いし、煙が目に染みるし、燃料をうまくくべ続けることが出来ず、すぐに火が消えてしまいます。「たいちょ〜!火が消えた〜!」と叫ぶこと数十回・・・(^_^;)。結局、1時間近くかかってしまいまいたが、ふっくら美味しく炊きあがったご飯にご満悦でした。

日頃、キャンプで薪を使って食事を作っているボーイ隊には、「薪のほうが楽」「めんどくさい」と大不評でしたが(^^;)。

それと、保護者がバーベQを用意して下さり、鶏肉やソーセージをほおばって、美味しい秋を堪能した一日でした。

2011年10月29日土曜日

ナイトハイク

ボーイスカウト恒例のオーバーナイトハイク。カブ隊は30キロ、ボーイ隊は50キロを夜通し歩きます。
ビーバー隊も参加できないかな?こんなに元気なビッグビーバーだから歩いてみよう!ということで、今年は10キロに挑戦しました。
17:00 イオン志摩店を出発 
まだ明るく、元気もいっぱいのビーバー隊。
空からはあいにくの雨がぽつぽつと。止むといいけど・・・。とりあえず、カッパを着て出発!

18:10 第一チェックポイント到着 3キロ
雨は激しくなってきたものの、みんな元気。鬼ごっこしながら、くるくると回りながら進みます。

19:20 第二チェックポイント到着 6キロ
予定よりも時間はかかってるが、かなり元気。あたりは真っ暗になり、懐中電灯を持っているため、その光を当てて鬼ごっこ。
昨年は5キロを歩いただけで不平オンパレードだったのに、1年でこんなに成長するなんて!


22:30 JR今宿駅へゴール 10キロ
ちょっとくたびれた子もいたけれど、元気なスカウトは最後の2キロはほとんど走ってました。「待ちなさ〜い!ストップ〜!」の声を無視して。



全員が完歩を果たし、とても頼もしい一面を見せてくれました。今回は、最初から最後まで雨が降る中歩きました。
もし、家族で何か計画したら、こんな雨なら中止にするでしょう。雨の中、夜に10キロ歩くなんてナンセンス・・・って思われるでしょう。
知人にナイトハイクの計画を話すと必ず「なんでするの?」「子供は楽しみなの?」と言われます。子供達は喜んで参加する子はほとんど居ないと思います。多分、ほとんどが「仕方なく」参加するのでしょう。
でも、歩いてるときは違います。皆、楽しそうに歩いています。一晩、歩き続けるカブ隊やボーイ隊のスカウトも。雨に濡れながら、止まない雨に体温を奪われながら、ぐしょぐしょの靴で歩き続けます。もちろん、最初から最後まで楽しいわけではありません。眠くなったり、死にそうにきつかったり、やめたくなります。
今年はビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊、全員が雨のなか完歩しました。
一晩中サポートしているリーダー、父兄、ずぶ濡れで歩いている子供を見ている側も辛いです。せめて、温かい飲み物、食べ物を提供し、激励・応援するだけです。
スカウトには仲間がいて、サポートして見守ってくれる大人がいるから頑張れるのだと思います。そして、ゴールした時のスカウト達の誇らしげな顔。そして、その子供達を誇りに思う大人達がいます。
時には、あえて無理そうなことに挑戦して、仲間と助け合って困難を克服する、そこから得るものは大きく、子供達が生きていくうえで大きな力になると信じます。これから、困難に一人で立ち向かう場面に出くわした時、克服することが出来るイメージを持てると強くなれると思うのです。

2011年10月2日日曜日

油山鍛錬ハイク

今日は、油山もーもーらんどへピクニック!いえ、ボーイスカウトらしくいえば、鍛錬ハイク!















カブ隊は山の麓から歩いて登ってくるので、ビーバー達はもーもーらんどの中をぐるりと散策して、爽やかな初秋の風を感じながら、馬、山羊、羊の家畜の臭い!?を体いっぱい吸い込んできました。
















牛の乳搾りを体験。
思ったよりも大きな牛に、おっかなびっくりしながら、教わった要領で乳を握ると、ミルクがピューッとでました。
お乳は、温かくて、柔らかくて、とてもデリケートな感じでした。

牛さん、ありがとう!

カブ隊と一緒に鬼ごっこをして、緑の丘陵を駆け回って過ごしました。

2011年9月18日日曜日

ビーバー隊、はじめ!

今日は、ボーイスカウトの新学期が始まって2回目の活動。たまには真面目に(?)、やくそくの唱和、基本動作、ロープワークをしました。
 「ぼくは(わたしは)みんなとなかよくします。
ビーバーたいのきまりをまもります!」
きまり
1.ビーバースカウトは げんきにあそびます
2.ビーバースカウトは ものをたいせつにします
3.ビーバースカウトは よいことをします
当たり前の簡単なことですが、つらつらと唱えているだけでも自然と頭にはいるものです。これからは、毎回唱えようね。

初めてロープワークに挑戦したビーバー隊。
本結び、引きとけ結び、八の字結び、まき結びをマスターしました。どれも、知っておくと生活の中で役立つものばかりです。


ロープ結びって、何度もやっていると体が覚えてしまって、考えなくても出来るようになります。簡単に結べてほどけないけど、ほどきたい時は簡単にほどける。



ロープ結びを習って、その帰りに早速ロープと教則本を買いに行ったというFさん親子。家でも練習したそうです。その教則本に載っていた話しです。
<尊い生命を守るために>
もう40年も前のことですが、カナダとアメリカ合衆国の国境を流れるセントローレンス河で水遊びのボートが転覆して何人かが流されました。
川岸や橋の上から何本ものロープが投げられて、いくたりかはうまくそれにつかまることはできたのですが 強い水の勢いにはかなわず、結局はロープは手の間から抜けて、溺れてしまいました。
その場所から500メートル下流は有名なナイアガラの滝。こうして大部分の人は滝に落ちて死んでしまったのです。

しかしたった一人だけが、最後までロープを離さずに、岸に引き上げられ助かりました。その人が握っていたロープは、ちょうど通りかかったボーイスカウトが、自分の腰から解いて、先端に小さな「とめむすび」を作って投げたロープだったそうです。

「そなえよ つねに」ボーイスカウトのモットーです。
一度、スカウトの誓いを立てた者は、いつでも、死ぬまで、スカウトであります。気持ちをつねに備えていて、いざというときに自分のもてる限りの能力を提供できる人間でありたいし、また、子供達にもそうした大人に育って欲しいものです。ビーバーちゃん年齢には難しいかもしれないけれど、ぼんやり過ごすのでなく、スカウトの自覚を持つだけでも生活の質はぐっと向上すると思います。

2011年9月7日水曜日

始団式2011

今日は始団式。2011年度の始まりです。

あれ?犬がいる!

隊長が盲導犬協会から預かっている犬が、今日は活動に参加しました。テストに合格すれば、この犬は盲導犬になります。
 なかよしの輪

カブさんも一緒に!

あんまり楽しそうなので、犬も輪に加わりました。
 今日からビッグビーバーになります!

スカウトは生き物を可愛がります!
みんな、とても優しいです。
「うれしいわん!」
おぉ!ビッグになると敬礼もかっこいい〜♪

みんなと一緒にじょうずに「休め」


「早くボーイ隊になりたいなぁ」

2011年8月6日土曜日

夏キャンプ!

福岡市内から車で1時間ほど、福岡市立脊振青少年自然の家へやってきました。
1日目は、グリーンアドベンチャーに挑戦!数字をたどりながら、自然の家周辺の森の中を探検します。リーダーはビーバー隊の後ろからついていきま〜す。案内よろしくね。
 「もう、1番見つけちゃったもんね〜。」
リーダーが先頭に歩く時は、文句しか言わないビーバー君たちも、自分達で行く道を決めるとなると、ひたすらにゴールを目指します。


2時間近くかけて、無事にゴール!!
途中、蚊の大軍に囲まれたり、数字が見つからずに不安になったりしたけど、4人で力を合わせ、励まし合って一緒にゴールできました。

スイカがうまいの〜!このスイカは川で冷やしてたんだよ。
施設内を川が流れていて、涼しい風を感じます。

川でそれぞれ、気に入った石を見つけました。
この石は2日目に使います(^^)。

食事風景

夜は、キャンドルのつどい。チーフはみんな海賊巻にして参加します。

火の神様登場!!
厳かに登場したのに、あちこちから「あ〜、団委員長〜」の声。

真っ暗だった室内も、みんなのキャンドルを飾ると明るくなりました。


部屋の中で。
今回は、カブとビーバーに別れたので、ビーバー部屋は1年生4人で寝ます。みんなでしりとりしたり、頑張って寝ようとしてたけど、「怖い・・・」と一人が言い出すと、「怖いね、怖いね」だし、「眠れん・・・」と言い出すと「そうだ、そうだ」となり、誰もまとめることなく、うろちょろ抜け出してお母さんの所へきたりして、カブ隊よりも夜更かししてたね。

さて、翌日。二日目。焼き杉に釘をつけて、キーホルダーを作ります。

自然の家のスタッフの方の指示は、なぜか素直に聞くビーバー隊。


できあがり!
石に思い思いのペイントをして、キャンプの記念品がたくさん出来ました。

標高500mの自然の家では、涼しい風が吹いていてエアコンいらずのエコな二日間でした。天気にもめぐまれて、1年の集大成となりました。
次に会うときは、みんなビッグビーバーになるね。これからもいろんなことしようね!